診療時間
【午前】 8:30 〜 12:00
【午後】 14:30 〜 18:00
休診日:火・木・土曜午後、日曜祝日
学会等で臨時休診になる場合もございます。
お知らせでご確認下さい。
診療科目
内科:
日本内科学会総合内科専門医 日本内科学会認定内科医
高血圧や糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症等の生活習慣病の生活指導や内服加療を行い、動脈硬化性疾患の発症・進展をできるだけ予防します。
その他体重減少、立ちくらみ、花粉症、蕁麻疹、腹痛など内科全般的に対応致します。必要であれば専門的治療の可能な近隣病院にご紹介致します。インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチン等の予防接種を行います。市町村の特定健診やがん検診、各事業所の健康診断も行います
脳神経内科:
日本神経学会神経内科専門医
日本認知症学会専門医
脳、脊髄、神経、筋肉の病気のうち、手術を必要としないものは脳神経内科の対象となります。
頭痛や認知症など比較的良くある病気から、神経難病と呼ばれる限られた病気まで幅広いです。
頭痛、めまい、ふるえ等の症状に対して診察、治療を試みます。
パーキンソン病の症状の微妙な変化に対して内服の調整を行います。
アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、血管性認知症等の診断や内服の開始、調整を行います。認知症患者のご家族等のご対応についてもアドバイスさせて頂きます。MRI等は施行可能な近隣病院でご精査頂きます。
脳卒中後の服薬の管理や高血圧・糖尿病、不整脈等の危険因子の管理、再発予防や後遺症に対する対応も行います。
リハビリテーション科:
日本リハビリテーション医学会専門医
義肢装具等適合判定医
歩けない、動きにくい等の症状に対して、原因を明らかにし、可能な対策を行います。またリハビリ訓練を行えない原因を突き止め治療を試みます。例えば肩や膝関節の痛みで動作が行えない場合には関節注射等で痛みを軽くして動作を可能にします。
下肢筋力の麻痺で歩けないのであれば、適切な装具を処方して装具装着しての歩行を訓練します。
訪問リハビリの指示書記入やリハビリにつきましてのご相談もお受け致します。当クリニック内ではリハビリ訓練は行なっておりません。
脳卒中後の四肢の痙縮(つっぱり)に対してボツリヌス療法を行います。ボツリヌス療法は他にも眼瞼攣縮、顔面痙攣、痙性斜頚、脳性麻痺に対して可能です。
脳神経内科の主な病気
パーキンソン病
手足のふるえ、こわばり、動作がゆっくりになる、小股で前かがみの歩行になる、等の動作の症状があり、これらが徐々に増悪します。検査では頭部の断層写真ではほぼ正常ですが、特殊な核医学検査では大脳基底核の異常が検出されます。大脳におけるドーパミンという神経伝達物質が欠乏するために症状が出現します。このためドーパミンを薬で補えば、薬が効いている間は症状は軽減します。しかし長期間の服薬が必要であり、量によっては副作用が出現しやすくなったりするため、長期的な視野に立った内服方法の工夫が必要です。
パーキンソン病には動作の症状以外にも便秘等の自律神経障害、レム睡眠期行動異常症等の睡眠障害、気分障害や認知機能障害等の精神障害、嗅覚障害や痛み等の感覚障害も出現してきます。
これまでと同様の日常生活がなるだけ送れるように、一つ一つの症状を評価して内服薬の調整を行い、対処して参ります。また診断が確定してある一定以上の病状になると厚生労働省が定めた指定難病を申請取得して医療費助成が受けられるようになります。この申請書類の記入、運動能力や日常生活動作を維持していくための訪問リハビリの指示書記入等につきましても担当させて頂きます。ご相談下さい。
脳卒中
脳卒中になった患者様が通院されるのは
①脳卒中の再発予防のための医学的管理
②リハビリや社会資源活用等、脳卒中の後遺症に関しての対処
のためです。
再発予防については、高血圧や糖尿病、脂質異常症等の動脈硬化の危険因子の管理、不整脈の管理がとても重要です。これらの危険因子が十分に管理された上で、脳卒中のタイプに合った再発予防薬を服用することが必要です。
後遺症が残存していれば、介護保険を利用した訪問リハビリでの後遺症のさらなる悪化の防止や、身体障碍者手帳取得等によってより生活しやすくなるように努めます。
後遺症のうち麻痺肢の痙縮(つっぱり)については、近年のボツリヌス療法の登場によりかなり改善が期待できるようになりました。歩容にあった下肢装具の処方や再処方・改修も致します。
当院では①②の両方について総合的に対処させて頂きます。
認知症
まず認知症であるなら治療可能なものでないかどうかを検討することが大切です。問診や身体所見、神経心理学的所見、画像検査等から診断します。
認知症の原因には種々ありますがアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、血管性認知症等が多いとされています。物忘れや間違い、見落とし以外にも言葉が出てこない、ないはずの人や物が見える等の症状の場合もあります。他にも怒りっぽい、不安で落ち込んでいる、やる気がない等の症状を伴う場合もあります。これらの症状がどのように進むか、変わっていくのかは原因にもよりますが、適切な対処によって改善する部分があるかもしれません。一度ご相談下さい。
頭痛
頭痛は原因となる何らかの疾患があるかどうかで大きく分けられます。
原因のないのが一次性頭痛、原因のあるのが二次性頭痛です。
日本頭痛学会「慢性頭痛の診療ガイドライン」には二次性頭痛の特徴として
「突然の」
「これまで経験したことがないような」
「いつもの様子と異なる」
等が挙げられています。二次性頭痛の原因は様々ですが、くも膜下出血等の脳血管障害、髄膜炎等のように命に関わる場合もあるため早急な対処が必要となります。
一方、一次性頭痛には慢性的で繰り返すものが多く、
代表的なものとしては
片頭痛
緊張型頭痛
群発頭痛
三叉神経痛・後頭神経痛
等が挙げられます。
これらの頭痛の混合型もあり、すべて簡単に診断がつくわけではないのですが、自分の頭痛のタイプ・特徴を正確に把握し、誘発・増悪因子を避けること、共存症を理解しておくことが大切です。
まずはガイドラインに沿った標準的治療を試み、発作の頻度、重症度や発作の期間を減らして、日常生活に支障がないレベルにまで改善するように努めます。
片頭痛の場合
予防薬としては
従来有効とされているバルプロ酸・プロプラノロール・アミトリプチンなどの内服薬以外にも抗CGRP抗体(エムガルティ、アジョビ) 抗CGRP受容体抗体(アイモビーグ)の注射薬が使用できるようになりました。
頓服薬としてはトリプタン系薬剤(イミグラン、ゾーミック、レルパックス、マクサルト、アマージ)以外に新たにジタン系薬剤(レイボー)が2022年6月から使用できるようになりました。
他にも下記のような症状の際にはご相談下さい。脳神経内科の疾患の可能性があります。より細かな問診、診察、検査を行って診断、治療に繋げます。
・もの忘れをする
・意識がなくなる ぼーっとする
・ないはずの物や人が見える
・言葉が出てこない 言葉が理解できない
・これまでと行動が変わった
・寝言が激しい
・夜眠れない 夜間に目が覚める
・めまいがある
・まぶたが下がる
・まぶたや顔面がぴくつく
・顔面が麻痺した
・二重に見える
・しゃべりづらい 呂律が回りにくい
・食事の際にむせる 飲み込みづらい
・手足や体に痛みやしびれ感がある
・手足や体の感覚がわかりづらい 異常な感覚がある
・手足がふるえる 勝手に動く けいれんがある
・手足がつっばる
・手足の力が入りにくい
・足がむずむずして落ち着かない
・筋肉が痩せてくる
・うまく立てない バランスがとりにくい
・歩行がよろめく 歩きにくい 歩けない
・一歩目が出ない 途中ではや足になる
・動きがゆっくりになった
健診について
上記の市町村の特定健診やがん検診、
ウイルス検査を行っています。
受診券をご持参の上ご来院下さい。
特定健診は後期高齢者、被用者保険、国保組合、
医師・歯科医師・薬剤師国保等の加入者が対象となります。
あきづクリニック
内科・脳神経内科・
リハビリテーション科・認知症の専門医
診療時間【午前】 8:30 〜 12:00
【午後】14:30 〜 18:00
休診日:火・木・土曜午後、日曜祝日
〒646-0005 和歌山県田辺市秋津町189-16(地図)
電話 0739-34-3090
FAX 0739-34-3188